2017年11月29日水曜日

トラブルの原因究明 ホッとしたら腹が減ったので”弁当の信長”

月曜日に連絡があった。仕事上のトラブルの連絡であったのだ。

測量屋の仕事の1つに境界点測量という作業がある。
道路工事等の場合、道路と民地の境界を決め、用地買収が完了した後に施工をするのだが、今回のトラブルは用地買収範囲内に収まっていなければいけない側溝の 一部が数センチ民地側にくい込んでいたということが発覚したのだ。
発覚という言葉を使ったのはこの現場は3年前に工事が終わっていた工事だからだ。

3年前の作業の記憶を思い出さなければいけないのだ。関係者の皆が記憶が曖昧なのは仕方ない。仕方はないのだが現場は施工の結果として残ってる。そこ結果が間違っていることは確認した。

現地で工事屋さんと間違いの原因を検討した。問題の箇所は街中では珍しいクランクに近い曲線半径の小さいカーブ中の側溝据え付け作業であり、600の自由勾配式側溝の据え付けで2mの製品を切断しながら曲線を通すという面倒な作業であったのが伺えた。
下請けさんが側溝を据え付けるための丁張は設置したものの、側溝の曲線を通すために丁張のない部分では見た目で曲線を確認しながら据え付けていくのだが、その見た目で据え付けた箇所が今回の問題となった箇所だと結論付けた。

工事屋さんはこのことを役所に午後から報告しなくてはいけないとのことだったが、手直しは覚悟しているようだ。手直しといっても50万程度の出費。

ゲスではあるがトラブルの原因がわたしの作業ミスでなかったことに内心ホッとしたのは確かだ。

ホッとしたら腹が減ってきた。今日の昼飯は”弁当の信長”である。

雨上がるといいな。フクが散歩を待っている。