2017年4月14日金曜日

移り変わり。

 

川の土手、満開を過ぎた桜並木の傍での仕事、手を止め額の汗を拭う。

風は軟風、辺りは緑の濃さを増していく一面の麦畑、雲雀のさえずりを見上げればお天道様を遮る雲はなく眼は薄い青に染まる。

風が過ぎるごとに目の前を舞い流れていく花びらが緑の波に消えていく。心地よい幸せを感る初夏の日であった。

ビールが飲みたい(笑

2017年4月13日木曜日

愛着


時間を知るのにいちいち携帯を取り出すのに不便をを感じていたが、その不便さも左手首に落ち着いた。

製造は1997年、すでに20年経っている。表装は塗装が薄れたり、当然多数の傷もある。

今回の修理は部品供給などの面から半ば諦めていたのだが、メーカーに問い合わせたところ修理可能だとのこと。当時の価格で27000円だったと思うが、それが20年経った今でも機能を損なうことなく着用し続けることができるのだから素晴らしいの一言に尽きる。

この時計DW-8200 FROGMANは200m防水のダイバーである。わたしの仕事柄、陸上は元より、河川、海も作業エリアとなりタフな時計が必要となる。そんなわたしには両生類であるFROGMANは打って付けなのだった。

日進月歩、最新のインフォメーションテクノロジーが闊歩するなか、長く使い続けられるにはそれなりの理由があるとおもう。ラフな扱いにも耐えるタフなヤツ、Rough and Tough. きっちりとメンテナンスしていれば、黙々と働いてくれる。そして何よりも20年経った安価な時計にも関わらず修理に対応してくれるメーカー、そんな背景があって歳月を重ねるごとに愛着なるものが生まれてくる。流行なんてものとは無縁だが、これはこれで豊かなことだと思う。